11月5日号 (株)平塚建設(茨城県鉾田市)先代の遺志を引き継ぐ若き経営者 地場工務店が生き残っていくには
イベントや告知を 受注のきっかけに
専門の営業マンもいなければモデルハウスもなく、大々的な宣伝をすることも難しい工務店にとって、集客方法は大きな課題となっている。こうした工務店には、今回紹介する㈱平塚建設(茨城県鉾田市)の取り組みは参考になるかもしれない。特別なことをしているのではなく、できることを実践し受注につなげているからだ。
同社は、長男の平塚里和社長(35)、次男の信行専務(33)三男で大工職人の正紀氏(30)を中心とする地場工務店。「以前は別の地域での仕事が中心だったんですが、やはり地元を大切にしようということで、数年前から少しずつシフトしました」と平塚社長が話すように、地域密着営業を展開する。
平塚社長は鉾田市商工会の青年部に所属しており、商工会が主催する祭事の際にはテナントを出展し自社PRを行うほか、加盟するTOTOリモデルクラブによる、他社と共同で行うショールームでのイベントにも積極的に参加する。それぞれのイベントの前に、案内のチラシをOB客や地域住民に配布することで、日頃から地域とかかわっている。
実際、イベントに参加してくれたユーザーや地域住民から仕事の依頼もあり、地道な営業活動の効果はでているという。「1社だけでは大きなイベントはできませんが、数社が集まって開催する催しであれば、会社の負担も少ないですから」と平塚専務が話すように、地場工務店が地域やメーカーによるイベントに参加するメリットは、非常に大きい。
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(全文は日本住宅新聞11月5日号に掲載) |

