10月25日号 ㈱伊藤建設(宮城県登米市)

重要な位置付けの体験型モデルハウス 家づくりの使命を全うする被災地工務店

  

 ㈱伊藤建設(宮城県登米市)は年間40棟を手掛ける地場工務店。仙台市若林区卸町の仙台営業所を実質の拠点とし、県全域にわたって自然素材を用いる健康住宅を提供している。


 2009年9月には、当時、同市宮城野区出花にあった仙台営業所の近くに、体験型モデルハウス——Zen Style(禅スタイル)——を建設(エコノハ住宅展示場内)。大型ショッピングセンターに隣接していることもあり、曜日を問わず、つねに多くのユーザーが来場している。

 

 「モデルハウスをつくったことで、売上は上がりました」と伊藤正則社長が話すように、同社にとってモデルハウスは重要な位置付けとなっている。「以前からモデルハウスの必要性は感じていました。口で説明するよりも、実際に感じてもらうことが大切ですし、何よりわたしたちの家づくりに対する想いを、直接お示しすることができますから」。


 同社は、県が取り組む“みやぎ版住宅” の登録工務店。みやぎ版住宅とは地元の木材を用い、県独自の基準を満たす優良住宅を指す。体感型モデルハウスは、みやぎ版住宅+通気断熱WB工法でつくられており、通気による快適性を実感できる仕組み。

 

 先々には仙台市の副都心で、大型商業施設が立ち並ぶ太白区長町にモデルハウスを建てる予定となっている。長町のモデルハウスでは、WB工法の紹介に特化する。現在、新築の4〜5割はWB工法による住宅だ。

 

 (全文は日本住宅新聞10月25日号に掲載)


ページトップに戻る