鎌倉建築組合(神奈川県鎌倉市)ロジスティクスが発揮された工務店現場力
鎌倉建築組合(立川雄蔵組合長)では4月7日から14日まで、震災被災地の石巻市(宮城県)で復旧支援を実施した。派遣された17名は瓦礫、汚泥撤去等の復旧作業を行った後、無事帰着した。
鎌倉建築組合は3月16日には震災対策会議を開催し復旧支援に組合員派遣を決定した。鎌倉市には組織ボランティア派遣の担当窓口がなく、被災地情報が伝達されてくる状況であったという。
情報の中から石巻市が県外より復旧ボランティアを公募中であることが判明した。鎌倉建築組合が建築技能集団であり、重機操作にも熟達していると伝えると石巻市からの復旧支援要請が入る。 本プロジェクトリーダーを担った高野孔二副組合長(高野建築社長)は、3月30日に先遣隊として事前に現地調査に入りし、被災地状況の掌握を予め行った。その内容は「ボンティア窓口の全国社会福祉協議会の被災を免れたスタッフは4名ほどしか残っていない。
公募した数百名のボランティアが石巻市に参集しているが、組織対として動かすリーダーがいないので鎌倉建築組合で指揮してもらいたい」というものであった。 高野副組合長は平成7年阪神・淡路大震災時にも同業工務店と12名職人を率い10日間復旧支援に入った経験が、今回の迅速な復旧プロジェクト立ち上げに活かされることになる。破傷風予防ワクチンは湘南記念病院が無料接種し、現地活動の400食分食糧は相鉄ローゼンが提供するなど、地域社会も鎌倉建築組合を後方支援した。
ボランティア保険の付保や福島原発から隔離距離図など、派遣組合員家族への安心配慮も怠らなかった。
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