造家工房・亀井(三重県四日市市)

 

従来の伝統工法一本の家づくりから プラスαを盛り込む新たな家づくりへ

時代のニーズに沿うように
 洗練された外観を取り入れ
 

 三重県四日市市の造家工房・亀井は、おもに伝統工法を基本とする住宅のほか、寺社建築も手掛けている。しかし現在では、伝統工法一本でやっていた住宅の仕事を見直す時期にあると宮大工出身の亀井俊博社長(47)は考えている。伝統工法の住宅だけを薦めるのではなく、基本は伝統工法としながらも、外観などのデザイン部分や間取りについてもユーザーの要望に柔軟に応じようとしている。

 以前は、伝統工法の家を建てたい方からの依頼がほとんどだった。しかし最近では「あまりマニアック過ぎてはまずいのかなと思います」と亀井社長は話す。現在、新築は年間2棟ほどで、リフォームや設計事務所からの仕事も請負っている。「前までは伝統工法の珍しさや地震に強いというイメージもあって、依頼してくれる方が多かった」。

 

 それでも昨今は長期優良住宅など、構造的に計算された家がつくられてくるようになったため「伝統工法だから強さは大丈夫、という感覚はありません」という。「わたしも長期優良住宅をやっているので、余計に伝統工法だけでは強さを証明できないなという思いがあります」。 

 

 

 (全文は本紙9月5日号に掲載)

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