㈱ＦＰコーポレーションは１０５mmの断熱パネルを用いた充填断熱のみで断熱等性能等級７（以下、等級７）が実現できる製品の開発を進めている。
現状、等級７を実現するには付加断熱が必須となるケースが多い。正しく性能を担保するためには高い施工技術や知識が必要となるほか、職人技術に左右されやすくなる。
そこで同社は、一般的な柱間に納まる １０５mmの厚さで簡便な施工性を実現する製品「ＦＰウレタン断熱パネル」に倣い、施工性を保持し性能を高めることを必須要件とした製品開発に挑戦。断熱パネルの構成見直しを始め、断熱厚さ１０５mm、簡便な施工性を保持し、付加断熱無しで等級７をクリアするという目的を達成した。
今後も、「１０５mmの断熱材で性能を語る」をテーマに、住環境の向上ならびに安心で快適な暮らしを実現する取り組みを進める方針だ。
【日本住宅新聞2025年1月5日号より一部抜粋】
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