2445件の木造住宅を徹底分析
住宅の雨漏りなどの不具合(トラブル)は、住宅建材の品質や性能が向上した近年においても一定割合で発生し続けている。
こうした中、㈱日本住宅保証検査機構(JIO)は、『図解 木造住宅トラブルワースト20+3「雨漏り事故」「構造事故」の事例から学ぶ原因と対策』を日経BPより4月30日に発行。
同社は1999年の設立以来、住宅の雨漏り事故や構造事故に向き合い、事故分析と独自の実験・研究を進めてきた。同書は2445件の木造住宅の保険金支払い済の事故を徹底分析。防水仕様をはじめとする木造住宅の仕様書を見直すきっかけとして、活用できるものとなっている。
【日本住宅新聞5月15日号より一部抜粋】