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音が出るファブリック 共同開発開始で商品化へ

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 ㈱サンゲツ(名古屋市)は、次世代の空間を創造するための新たな商品開発の一環として今期よりイノベーション戦略室を新設。11月4日、㈱槌屋(名古屋市)とそのグループ会社である槌屋ティスコ㈱(愛知県知立市)の3社で、音の出るファブリックの商品化に向けた共同開発に着手した。

 「音の出るファブリック」は、特殊なフィルムと電極シートを組み込んだ布の組み合わせによる柔軟性に優れた布状スピーカーの技術を、同社のカーテン、椅子生地など、インテリアファブリックに組み込むことで、空間デザインと音響演出の融合により、新たな空間価値を創造するものとしている。

 この布状スピーカーの技術的な特徴として、布全面にある無数の小さな発音体により、特定の場所に偏ることなく布全体から均一で臨場感のある音響空間を形成する。特に中高音域の再現性に優れており、自然で心地よい音を空間全体に行き渡らせることができるという。

 さらに、長尺の「音の出・・・


【日本住宅新聞2025年11月25日号より一部抜粋】

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