入線ユニットアップデート 片流れ屋根対応が追加

㈱トーコー(奈良県生駒市)は、太陽光発電設備設置に不可欠というケーブル入線部材「入線ユニット」シリーズをアップデートし、新たに片流れ屋根に対応するラインアップを追加した。これにより、金属屋根やスレート瓦、シングル材など、さまざまな屋根材や屋根の形状に対応できる製品ラインナップとなった。
また、PF管の対応幅が内径28㎜まで拡大し、複数のケーブルをまとめやすくしたほか、マルチチューブホルダーを新たに追加し、ケーブルを並列で正確に入線できるようになった。
屋根施工時にあらかじめ設置しておけば、後からでも太陽光パネル設置業者が入線作業を行えるため、外壁施工を待つ必要がなく、スケジュール短縮や足場コストの削減につながるという。
ケーブルを屋根の最上部から小屋裏へ配線するため、壁に沿ってケーブルが露出するのを防ぎ、建物の美観を損なわないのも特徴だ。 さらに、壁に穴を開ける工法ではなく棟から入線することでケーブ・・・
【日本住宅新聞2025年9月25日合併号より一部抜粋】