日常的に設置しておく 床下浸水対策製品発売

デンカ㈱(東京都中央区)の連結子会社である、デンカアステック㈱(東京都港区)は12月1日、日本初の豪雨による床下浸水対策フェーズフリー製品 「ダムアーマー」の販売を開始した。
同製品は、日常的には土台水切りとしての役目を果たし、豪雨による内水氾濫時には、床下浸水を防ぐための機能を兼ね備えた特殊資材である。
従来の浸水対策製品とは異なり、内水氾濫が起こった際、設置、設定をする必要がない。ダムアーマーに装備されている特殊シートが、内水氾濫時に自動的に膨張し、床下浸水を防ぐ。
近年、局地的大雨が30年前の約1.4倍に増加し、住宅水害被害も年間1.5万戸以上発生している。住宅水害被害の内、床下床上浸水が全体の79%を占めるとのことだ。
水害被災地現地調査の結果、備えはしていても発災時に設置が間に合わず、行動を起こせなかった状況を見受け、防災機能付き住宅建材の必要性を痛感したとしている。
そこで、玄関ドア、排水口といった住宅・・・
【日本住宅新聞2025年12月15・25日合併号より一部抜粋】








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