「住宅の受注高」対前年度比０・８％減　国土交通省建築物リフォーム・リニューアル調査報告（令和５年度第３四半期受注分）

　国土交通省はこのほど、令和５年度第３四半期受注分の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」を３月11日に公表した。これは市場規模や動向の把握を目的としたもの。対象は建設業許可業者５０００者で、昨年10月１日～12月31日に調査を実施した。
　同期のリフォーム・リニューアル工事における合計の受注高は３兆７４０億円で対前年同期比７・５％増となった。このうち、住宅は９２９８億円（同０・８％減）、非住宅は２兆１４４２億円（同11・５％増）だった。
　住宅の内訳をみると、「増築工事」は１２９億円（対前年同期比13・３％増）となった。「一部改築工事」は２６１億円（同３・２％増）、「改装・改修工事」は７２３８億円（同０・５％増）、「維持・修理工事」は１６６９億円（同７・２％減）だった。
　同じく非住宅建築物の場合、「増築工事」は１２２７億円（対前年同期比64・０％増）となった。「一部改築工事」は６２３億円（同96・６％増）、「改装・改修工事、維持・修理工事」は１兆９５９３億円（同７・９％増）だった。

【日本住宅新聞３月15日号より一部抜粋】