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緩勾配の片流れ屋根で太陽光パネル設置の困り事を解決 入線ユニット片流れ双快用を発売/トーコー

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株式会社トーコー(本社:奈良県生駒市)は、緩勾配の片流れ屋根で太陽光パネルを搭載する際の困り事を解決する部材として「入線ユニット 片流れ双快用」を平成31年2月18日(月)より受注生産・販売を開始した。

緩勾配の片流れ屋根に太陽光パネルを搭載する場合、従来製品では太陽光パネルのケーブルを屋根から屋内に入線することが防水技術的に困難であったが、この困り事を解決する部材として、棟換気で培った技術を応用し、緩勾配の片流れ屋根においても屋根から入線出来る部材「入線ユニット片流れ双快」を開発した。「入線ユニット片流れ双快」は、防水性、施工性、デザイン性に優れ、ケーブル線の追加にも柔軟に対応出来る業界初の画期的商品である。

【開発の背景】
2009年に開始したFIT(再生可能エネルギー固定買取制度)、2015年に補助金が開始し2020年に普及を目指すZEH(ゼロエネルギーハウス)などの国の施策により、住宅への太陽光パネルの搭載が増えています。特に立平などの金属屋根材を用いた緩勾配の片流れ屋根では、太陽光パネルが効率よく搭載出来るのでゼロエネルギーハウスなどの屋根として太陽光パネルの設置が近年急激に増えています。しかし、立平などの金属屋根材では、防水技術的な課題により太陽光パネルのケーブルを屋根から屋内に入線することが出来ませんでした。そのため、ケーブルは壁部から入線するしかなく、住宅の意匠性を損うだけでなく、壁から入線することによる漏水リスクもありました。この課題に対して同社の棟換気で培った技術を応用し、棟部から入線させる部材として開発したのがこの「入線ユニット片流れ双快」になる。

1.0.5寸勾配の緩勾配でも安心な防水性能
太陽光パネルからのケーブルが複数入線する際に発生する隙間を確実に埋めて止水するS字クランク構造(特許出願中)で0.5寸勾配の緩勾配屋根でも安心な防水性能を発揮。


(S字クランク構造)

2.ワンモーション取り付けの簡単施工
製品本体がジョイント機能を有し、製品の取り付けは「引掛けからの回転」というワンモーションだけで取り付けが出来る簡単施工。(特許出願中)


(ワンモーション取り付け)

3.住宅外観からケーブル線を見せないデザイン性
太陽光パネルのケーブル線を棟部から入線するので住宅外観を損なうことなく太陽光パネルを設置可能。

【製品仕様】

 

入線ユニット 片流れ双快用

       <受注生産>

品    番

N-RC

ブラック・メトロシルバー・ギングロ・グリーン・オレンジ・ブルー・

レッド・ブラックパール・シルバーメタリック・シルバーブラック

寸   法

250mm

適応屋根材

金属屋根・化粧スレート瓦兼用

対応勾配

金属屋根:0.5寸~6.0寸

化粧スレート瓦:2.5寸~9寸

適応棟換気

金属屋根・化粧スレート瓦兼用片流れ棟換気 片流れ双快

社内水密性能試験

散水量4L/min、風速30m/S(10分間)合格

入線容量

ケーブル外径Φ8mmまで

ケーブル4系統(最大8本)+アース線1本

定   価

11,000円




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