供給量、人手不足、コスト面など一気に解決　長尺構造用パネル【壁武者】

　東京ボード工業㈱は、「耐震性強化」と「大工不足解消」につながる耐力面材【壁武者】を発売している。
　同製品は構造用パーティクルボードで、多岐にわたる木質廃棄物を原料としているため、原料優位性が高くなる。そのため、他の素材に比べて価格が安定しており、安心して使用できる点も特長だ。７つの不安要素である①「耐震強度」、②「性能面」、③「供給量」、④「環境問題」、⑤「人手不足」、⑥「コスト面」、⑦「ＳＤＧｓ」――を一気に解決につなげる。例えば②では、木造軸組工法と枠組壁工法、大壁と真壁の仕様などに適用でき、さらに高倍率仕様により壁配置などに自由度を与えることができる。
　また、同社製品はＥＰＤ（環境製品宣言）認証を取得しているため、環境省と経済産業省が公表する「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」におけるスコープ３（Scope3）にもＬＣＡデータに基づいた数値での対応が可能だ。
【問合せ】０３・３５２２・４１４０

【日本住宅新聞３月25日号より一部抜粋】