1. TOP
  2. 企業・団体
  3. 東京合板卸売実勢価格2月26日調査/国産合板、在庫の荷動き低調

東京合板卸売実勢価格2月26日調査/国産合板、在庫の荷動き低調

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

国産針葉樹合板の荷動きは低調な状態が続いており、流通段階では在庫が溜まり始めている。特に問屋ルートでその傾向は顕著で、様々な場面で安値提示が散見されるようになってきた。プレカット工場にも昨年末までの勢いはなく、受注は減少する傾向にある。

一方でメーカーは保有する在庫が依然低水準にあるため焦っていない。フロア台板の生産を増やしたり、構造用合板の在庫を増やしたりしながら、生産全体のバランスを取っている。メーカーは3月もこの姿勢を堅持して、製品価格の維持を図っていくと思われる。

  【日本住宅新聞2020年3月5日号から一部抜粋】

 

関連キーワード