秋田スギ無垢板で認知機能に改善傾向

(公財)日本住宅・木材技術センターはこのほど、高齢者施設に秋田スギ無垢板を設置した際の認知機能への影響を検証した調査結果を公表した。高樹齢の秋田スギから揮発する「セスキテルペン類」が居室内で確認され、入居者の認知機能や精神的健康に改善傾向が見られたとしている。
研究は、林野庁補助事業を活用して設置された「スギ板材から揮発するテルペン類の効能調査委員会」が実施。高齢樹(60年以上)の秋田スギ心材の赤身から得られる無垢板(上小節以上)から、木の香り成分のひとつであるセスキテルペン類の揮発を確認した。
また、高齢者施設で実施した10週間の調査では、一人用個室(17㎡以下)において、「秋田スギ無垢板(介入群)」と「スギ柄印刷板(対照群、スギ不使用)」をベッド頭部周辺にそれぞれ設置。設置前と10週間後の空気と入居者の神経心理学的評価を比較した。
居室の空気について、設置前は両群ともセスキテルペン類は検出されなかった・・・
【日本住宅新聞2026年4月25日・5月5日合併号より一部抜粋】

















