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炭素貯蔵効果を期待 中大規模木造建築物普及の支援

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 国土交通省は、令和7年度「優良木造建築物等整備推進事業」採択プロジェクトを決定した。

 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、炭素貯蔵効果が期待できる中大規模木造建築物の普及につながるプロジェクトや木造化に係る先導的な設計、施工技術が導入されるプロジェクトを支援する。

 同事業において2回目の募集(普及枠のみ)を行い、応募のうち13件のプロジェクが採択された(表参照)。

 補助率について「調査設計費」は木造化に関する費用の二分の一以内 、「建設工事費」は、木造化による掛増し費用の三分の一以内または建設工事費の7%以内。補助上限額は2億円とのこと。

 普及枠の補助要件は、「主要構造部に木材を一定以上使用すること」、「一定規模以上であること(共同住宅、事務所は階数4以上、 事務所を除く非住宅は階数3以上又は延べ面積3000㎡超)」、「不特定の者または特定多数の者の利用に供する用途」、「木造建築物の普及啓発に関・・・

【日本住宅新聞2025年11月5日号より一部抜粋】

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