10月の有効求人倍率は1.18倍 大工は4.46倍 前年同月差0.39㌽減少

厚生労働省は令和7年10月分の一般職業紹介状況を公表した。これは公共職業安定所、通称ハローワークにおける求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、毎月公表するもの。
全体の動き
令和7年10月の数値をみると、季節調整値の有効求人倍率は1.18倍となり、前月比0.02ポイント低下した。季節調整値はハローワークの開所日などを反映している。
パートを含む職種別の有効求人倍率は職業計で1.10倍となった。なお、この数字はハローワークの求職者全体を母数とせず、求職者申込書に希望職種を記入した求職者を母数としている。
職種別の特徴
職種別にみてみると、建設・採掘従事者の有効求人倍率は5.18倍で対前年同月差0.16ポイント減、その内訳を見てみると、型枠大工や鉄筋作業従事者などを含む「建設躯体工事従事者」が8.01倍で同差1.16ポイント減。大工や屋根ふき従事者などを含む「建設従事者(建設躯体工事従事者)」が4.16倍で同差0.39ポイント減。送電・・・
【日本住宅新聞2025年12月15・25日合併号より一部抜粋】








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