合板の日実行員会は11月7日、「合板の日記念式典」を東京都江東区のJKホールディングス本社ビルで開催した。冒頭、同社の吉田隆取締役特別顧問が挨拶し、「合板の日」制定や木材・合板博物館の開館に至った背景を話した。
「合板の日」とは1907年11月3日に浅野吉次郎氏が独自にロータリーレースを開発し、国内で初めて「合板」を製造したことに敬意を表して2013年に制定された記念日。11月3日を「合板の日」として定めるとともに森林林業・合板機械・接着剤・物流流通等合板産業に関わる全ての業界が大きく発展していく未来を作ろうとしている。
また、JKホールディングス本社ビルの3・4階にある「木材・合板博物館」は合板誕生から100年となる2007年10月に開館。木材や合板に関する資料を広く収集、保存、展示している博物館だ。
これら取り組みは吉田特別顧問によれば「合板」そのものの認知を広めるためだったという。当初は政府関係者・・・
【日本住宅新聞2025年11月25日号より一部抜粋】
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