音響専門実験棟「音ラボ」開所 '35年度の音響事業売上目標は400億円
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DAIKEN㈱(大阪市)は11月13日、音響実験棟「音環境ラボラトリー(音ラボ)」を岡山工場(岡山市)敷地内に開所した。投資額は建屋工事、音響実験設備を含めて約13億円。敷地面積は1170㎡、1000㎡超の規模で音専門の実験棟を建設したのは建材業界で初となる。
「音環境の改善」に強みを持つ同社は、これまでも音響製品やマンション直床、吸音天井材などで売上を伸ばしてきた。その大部分は住宅分野での展開だったが、2035年度に向けた音響事業の売上目標は400億円規模へと拡大する構え。2024年比でいえば倍の規模となる。これまでの住宅分野に加え、非住宅分野への展開拡大を見込んでいる。
音ラボでは、測定・分析技術の向上に取り組むとともに、より高性能な建築音響製品や音に関する新技術、新素材の開発に向けた研究を進めていく。
施設内には、音に関わる様々な機能や性能の実験・評価を可能とする設備が設置されている。CLTパネ・・・
【日本住宅新聞2025年11月25日号より一部抜粋】











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