9月の建設労働需給状況 とび工過不足率増加

国土交通省は、9月の建設労働需給調査結果を公表した。
全国の8職種の過不足率において、9月は1.1%の不足となり、8月(0.9%の不足)から0.2ポイント不足幅が拡大した。一方で、前年同月(1.6%の不足)からは0.5ポイント不足幅が縮小した。
職種別に見ると、鉄筋工(建築)で過剰、その他の職種で不足となっている。とび工の過不足率は3.6%となった。前年同月の0.7%から大きく引き上がった。
一方で、鉄筋工(建築)の過不足率は4.9%減。前年の1.2%から一転して過不足率が改善している。
地域別の状況は北陸、中部、四国、沖縄で均衡、その他の地域は不足となっている。過不足率を前年同月と比較すると、九州が1.0ポイント増で、全国で最も増加幅が大きくなっている。一方、近畿は1.7ポイント減で、全国で最も減少幅が大きい。
今後の労働者の確保に関する見通しについて、11月は「困難」、「やや困難」の合計が28.5%・・・
【日本住宅新聞2025年11月15日号より一部抜粋】






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