第8回清水康雄賞 受賞者2名 住まいと健康、復興支援の実績評価

(一財)住総研は11月25日、東京都内にて「第8回住総研清水康雄賞」の贈呈式と記念講演会を開催した。
同賞は、住まいに関する研究と実践に顕著な成果を挙げ、今後の活躍が期待される研究者に贈られる。
会場に選考委員や関係者が列席する中、今回受賞したのは、慶応義塾大学名誉教授の伊香賀俊治氏と、東京大学大学院教授の大月敏雄氏の2名。
伊香賀氏は、建築環境工学、建築設備などの分野で多くの業績を挙げている。その中で、住宅の快適性や健康への影響に着目し、ウェルビーイング、LCCM住宅の研究を先駆的に展開。また、建築分野では稀である、医学分野との共同研究を国際的に発信している。健康で長生きできる住まいと住まい方の研究は長年に渡り、地域住民を巻き込んだ健康調査や実績活動でも高い評価を得ている。
大月氏は、戦後の共同住宅や住宅営団の調査研究をはじめ、住宅計画額を一貫して追求。この歴史を踏まえた研究は、具体的なまちづくり、高齢者・・・
【日本住宅新聞2025年12月15・25日合併号より一部抜粋】








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