「障害は一つ対応しておけばいい」という考えは変えるべき

国土交通省は2月18日に第2回「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準に関するフォローアップ会議」(座長=髙橋儀平東洋大学名誉教授)を開催。建築物のバリアフリー化に係る事例について関係者が発表を行った。会議は学識経験者、関係団体などから構成。主に①建築物のバリアフリーに関する取り組み状況や課題の共有、②バリアフリー設計のガイドラインである「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準(以下建築設計標準)」を継続的に点検、改善するための情報共有と意見交換――を目的として設置されたものだ。
【日本住宅新聞2022年3月5日号から一部抜粋】