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YKK AP、静岡県と共同で実証開始 ガラス型ペロブスカイト 太陽電池導入実証開始

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 YKK AP㈱(東京都千代田区)は静岡県と共同で静岡県の事業としては初となるガラス型ペロブスカイト太陽電池による導入実証を開始した。

 設置場所は静岡市内の港湾「清水港」に面した清水マリンビル。その内窓として600×1200mmのガラス型ペロブスカイト太陽電池を2枚設置した。設置期間は6月~2026年3月までの約10カ月間。連続使用下での耐久性などを検証する。

 実施の背景には清水港が「カーボンニュートラルポート」の形成を目指していることが挙げられる。これは港湾ターミナルの脱炭素化を実現する取り組みのこと。サプライチェーン全体の脱炭素化に取り組む動きが世界的となる中、環境配慮の観点から荷主や船社に選ばれる競争力をつける。同社は今後も、窓断熱による「省エネ」と、内窓太陽光発電による「創エネ」で脱炭素に貢献していくとしている。

【日本住宅新聞2025年6月25日号より一部抜粋】

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