(一社)日本DIY・ホームセンター協会 くらしを変える力を軸に新企画展開

(一社)日本DIY・ホームセンター協会は6月3日、2025年度の定時総会を開催した。上程された議案は全て承認された。総会の開催に先駆けて稲葉敏幸会長から故・遠藤敏東名誉会長の逝去について「業界にとってかけがえのない人だった」と言及があり、30秒の黙祷が捧げられた。
協会の会員社数は2000年から横ばい傾向が続いているものの「まだまだ伸びる余地がある」(稲葉会長)ことから、協会の掲げる「くらしを変える力」を軸に、今年度から新たな企画を設置すると話した。
また、同協会が去年開催したJAPAN DIY HOMECENTER SHOW2024については前年を上回る来場者を記録し、「かなり成功裏に終わった」と話す。2025年の開催についてもすでに目標を超えた申込みが来ている旨を明かした。
最後に稲葉会長は「今年はAI(エージェント)元年と言われているが、DIYを使った新たな考え方やチャレンジをしていけば業界は伸びる」、「協会加盟者の総売上19兆円超え、社員数22万人超えという大きな組織に属している強みを活かして、より積極的に協会に参画してほしい」と今年度への期待を述べた。
【日本住宅新聞2025年6月15日号より一部抜粋】