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立川ブラインド工業 大開口時代のブラインド進化 電動化とスマート連携戦略

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 立川ブラインド工業㈱(東京都港区)は電動でブラインドなどの製品が操作できる製品群「窓まわりの電動製品ホームタコス」(以下、ホームタコス)を展開している。このほど、同社は㈱リンクジャパン(東京都港区)のIoTスマートホーム統合アプリ「HomeLink」とシステム連携を行い、手元にリモコンがなくてもスマートフォンやタブレット端末のアプリでブラインドなどが操作できる環境を実現した。実機は同社全てのショールームで展示している。

 特長はタチカワブラインド以外の製品も操作・連携できる点だ。他の国内大手ブラインドメーカーでもアプリで製品操作ができるサービスは展開しているが、拡張性の高さが差別化につながっているという。

 例えば、平日朝7時に同社のブラインドを開け、他社の照明を点灯、テレビをつけるという連続した操作が自動化できる。また、アプリを通じて外出先から遠隔操作が可能。旅行などで数日間不在にする際にはブラインドの開閉を遠隔操作で行えば、在宅しているように見せかけることもでき、空き巣などの抑止力として期待できる。

 スマホ操作できるホームタコスの製品は以下の通り。ロールスクリーン「ラルクシールド」、タテ型ブラインド「ラインドレープ」、木製ブラインド「フォレティア」、デザインブラインド「アフタービート」、調光ロールスクリーン「ルミエ」、調光タテ型ブラインド「エアレ」、電動カーテンレール「トリーチェ」。今後もさらに充実させていく予定としている。

 また、同社の電動製品には開口部付近にコンセントがなくても使えるバッテリー仕様の製品がある。1日に1回の開閉操作を行った場合、3時間の充電で約3カ月間使える。残量がわずかとなった際は赤いLEDの点滅で事前に知らせてくれるため、突然使えなくなる事態が避けられる。配線が不要であればリフォームでも取り組みやすいほか、新築でも配線計画の手間が軽減できる省施工性を備えた。

【日本住宅新聞2025年6月25日号より一部抜粋】
画像:バッテリー仕様は配線が不要。電動ブラインドの導入は新築、リフォームともにハードルが低くなった。写真は充電中の様子

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