長期優良住宅の認定 新築戸建ての4割に

国土交通省は、令和6年度末時点の長期優良住宅の認定状況を公表した。
令和6年度の新築住宅の認定総戸数は14万5073戸で、新設住宅着工戸数に対する割合は17・8%。このうち一戸建て住宅は13万6842戸で、着工戸数に対する割合は39・3%に達し、5年連続で過去最高を更新した。共同住宅等は8231戸で、割合は1・8%。平成21年6月から令和7年3月までの累計では、新築の総認定戸数が173万5808戸に上る。
増築・改築の認定は、令和6年度で101戸(一戸建て96戸、共同住宅等5戸)と、前年度の176戸から減少した。平成28年4月からの累計は1863戸となっている。
また令和4年10月1日から始まった、増改築を伴わない既存住宅の認定は88戸(一戸建て86戸、共同住宅等2戸)で、前年度の70戸から増加し、累計は184戸となった。
都道府県ごとの詳細は別添資料で確認できる。詳細情報は国土交通省の関連ホームページ(住宅:長期優良住宅のページ - 国土交通省)で公開されている。
【日本住宅新聞2025年7月5日号より一部抜粋】