露の非友好国へ単板輸出禁止 国産は供給不安 海外に代替需要集中

東京都ベニヤ板問屋協同組合と日本合板商業組合は16日の市況通信を公表した。国産針葉樹合板の供給状況はさらに厳しさを増しているようだ。合板メーカーによっては納期がほとんど確定できずに受注残が解消されない状況が続いている。9日、ロシア政府は2022年末まで、日本を含む「非友好国」に対して、チップや丸太、単板を輸出禁止とすることを決定。これにより輸入単板を使用する合板について供給不安が増加した。
【日本住宅新聞2022年3月25日号から一部抜粋】