電化住宅のあり方を見直すコスパ以外の視野を 経産省が高効率給湯器補助

経済産業省資源エネルギー庁は3月下旬から給湯省エネ事業を開始する。我が国が家庭で消費するエネルギー量のうち給湯器は大きな割合を占めるためだ。このことから高効率給湯器の導入を支援してエネルギー消費量の低減につなげる狙いがある。高効率給湯器とは従来の給湯器と比べてお湯を作る際のエネルギーが抑えられる住宅設備のこと。上述の通り、消費エネルギー量の割合が大きいことから、効率化が図られた機器への買い替えは家庭における光熱費の削減にも大きく寄与すると考えられる。
【日本住宅新聞2023年1月25日新年号から一部抜粋】