(一社)日本DIY・ホームセンター協会 8月開催「第61回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」 「ビジネスチャンスを逃すな」 稲葉会長、展示会に向け意気込み
(一社)日本DIY・ホームセンター協会の稲葉敏幸会長は1月31日、東京都内で開かれた賀詞交歓会であいさつし、8月21~23日に千葉県の幕張メッセで開催する「第61回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」に向けた意気込みを語った。
同ショーは1978年から毎年8月に開催している総合展示会。ホームセンターで販売されているDIY関連商品を製造業、卸売業、小売業の三業種が協力しながらPRするもの。
稲葉会長は2025年の干支になぞらえて「(初回開催から)ほぼ半世紀を迎えるが、今年は脱皮して、より良いショーにしたい」と考えを披露、その上で「沢山あるビジネスチャンスを逃さないでほしい」と出席者一同を激励した。
さらに政府が推進するDX化の重要性についても言及。最新のIT技術を政府の予算を活用しつつ積極的に利用して商品企画に活用し商品開発のサイクルを早める必要性を強調した。
次に元副会長の豆成勝博参与があいさつし、コスト高が厳しい時代でも各事業者におけるリフォームやガーデン分野への注力によって客単価が増加した結果に触れた。
今年については継続するコスト高に加え、トランプ米大統領の就任による先行き不透明、人材不足やそれらに対応するためのDXなど不安材料があると指摘する。しかし、「DX化などに取り組むことで、間違いなく2025年度もまた成長できる」と力説した。
【日本住宅新聞2025年2月15日号より一部抜粋】