住宅購入資金の平均値、注文住宅は6188万円

令和6年度住宅市場動向調査の結果がまとまった。この調査は、住宅政策の基礎資料とするため、平成13年度から毎年実施されている統計法に基づく一般統計調査だ。令和5年4月から令和6年3月に住み替え、建て替え、リフォームを行った世帯を対象に、注文住宅、既存(中古)住宅、分譲住宅、民間賃貸住宅、リフォーム住宅の種類別に、住宅や世帯の状況、資金調達の実態を調べた。
特に今年度は、新たに「住宅取得時に購入した耐久消費財の合計金額」や「住宅ローン減税適用の住宅区分」を調査項目に加え、若者夫婦世帯の割合や一部項目の中央値も集計。 調査結果によると、住宅購入資金(リフォーム資金)の平均値は注文住宅が6188万円で最も高く、次いで分譲集合住宅が4679万円だった。
中央値でも注文住宅が5030万円、分譲集合住宅が4500万円と同傾向を示す。住宅取得に伴い購入した耐久消費財の合計金額は、注文住宅で平均159万円、分譲戸建・・・
報道発表資料:「住宅取得時に購入した耐久消費財の金額」などについて新たに調査しました!<br>~令和6年度住宅市場動向調査の結果をとりまとめ~ - 国土交通省
【日本住宅新聞2025年7月25日号より一部抜粋】