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等級6の真価ひき出す「マイルド付加断熱」 「ゆとりの6」という最適解

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 硝子繊維協会(東京都新宿区)は34日、特別セミナー「脱炭素社会に向けた住まいづくり」を開催。当日、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の前真之准教授が登壇し、住宅の断熱性能と脱炭素の本質について語った。

 前氏は30年以上住宅の省エネ研究に携わり、「冬温かく、夏涼しく、電気代に苦しまない暮らし」を実現するためのアプローチを続けている。講演は「温暖地のファイナルアンサー『ゆとりの6』」と題し、後世の建築関係者、住まい手に誇れる住宅づくりの答えが出せる時代だと話した。

 近年、建築業界では「エンボディードカーボンを減らすことが重要」と認識されている。しかし前氏はこの風潮に警鐘を鳴らす。「冬は寒い、夏は暑い、電気代が払えない。これは『住宅運用時の問題』であり、今まさに困っている人がたくさんいる」(前氏、以下同)。脱炭素を語る前に、まずは住まい手の健康、快適、経済性を守ることが最優先だと強調した。

 学生時代から一貫して地球環境に・・・

【日本住宅新聞2026年3月25日号から一部抜粋】

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