岡部 木造壁柱工法を実現 ピタットベース Frontier

岡部の「ピタットベース」は高耐力柱脚金物で、アンカーボルトの施工誤差±15㎜に対応。非常に高い引張耐力を持ち、短期許容引張耐力60kNを有する他、短期許容せん断耐力として20kNを負担する。また、非常にコンパクトで105角の柱にもすっきりと納まる形状をしているなどの特長を持つ。
こうした中、同社は壁柱の両端に同製品を2つ設置し、集成材と組み合わせることで木造壁柱工法を実現する工法「ピタットベース Frontier(フロンティア)」を発売した。これは壁柱にピタットベースを設置することで、壁の役割(水平荷重の負担)と柱の役割(鉛直荷重の負担)の二役を同時に発揮させるもの。高さ2750㎜、ヤング率105の集成材で壁柱幅450㎜の場合、壁倍率相当約10倍の性能を発揮。これにより、大開口や大空間のプランを実現させる。狭小住宅地のビルドインガレージで間口を広くとる活用法などに最適だ。ハウスプラス確認検査㈱の性能評価[HP評価(木)‐20‐026]を取得済み。
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【日本住宅新聞2025年1月25日号より一部抜粋】