【開口部特集】音・光・動線を操る設計が暮らしのストレスを軽減

新築住宅の設計において、室内ドアを含む開口部は、間取りや設備と同じか、それ以上に暮らしの質を左右する重要な要素である。具体的には音環境への影響や光の伝わり方、レールによる段差の有無など日々の暮らしで感じる快適性にも強く影響する。こだわりの空間設計に占める開口部の役割は大きい。
開口部の設計がストレス軽減に
注文住宅の設計を施主と煮詰めていく際、開口部の設計次第で暮らしやすさが大きく変わることがある。例えば引き戸を採用することで回遊動線を妨げることがなくなり、家事や育児の移動がスムーズになる。
開き戸でもその向きを工夫するだけで家事動線のストレスが大きく減ることもある。これはスペースを広めに取ることができる空間ではイメージしづらいが、廊下や通路などのスペースではその設計が日々のストレスに大きな影響を与える。
また、上吊り式引き戸を選べば床にレールが不要になるため、段差がなくなる。バリアフリーにできる・・・
【日本住宅新聞2026年1月5日号から一部抜粋】


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