エンデバーハウス「パーフェクトバリア吸音パネル」日本子育て支援大賞受賞 こどもの耳の健康をまもる

エンデバーハウス㈱(大阪市)の「パーフェクトバリア吸音パネル」が第5回日本子育て支援大賞を受賞した。同製品は反響音を軽減し、音が聞き取りやすい快適な空間づくりにつなげるもの。
WEB会議など在宅勤務を行うための空間づくりや、子供部屋、オフィスなどへの反響音対策に活用できる。カラーのラインアップには全10色、受注生産カラーで40色を取り揃えるため、様々なインテリアイメージに対応可能だ。同社は「室内に響く音を和らげるだけでなく、インテリアとしてもお楽しみください」としている。
安全性を考慮し、原料には100%ポリエステルを採用。同社は「赤ちゃんやペットにも安心」としている。またポリエステルは燃えてもダイオキシンやシアンガスなどの有毒ガスを出す心配がないため、環境負荷にも配慮しているといえる。再生ポリエステルを60%使用しているのもポイントだ。
同賞受賞の背景には子どもの耳の健康を守る観点がある。幼稚園や保育園などの施設では子供と先生の声だけではなく、玩具で遊ぶ音など様々な音が響いていると同社は指摘する。これを要因として「先生の声が子どもに届きにくい」、「騒音で物事に集中できない」などの課題点が発生してしまう。
同社は「子ども達が少しでも耳に負担の無い良い音環境で生活してほしいとの思いでこの吸音パネルを開発した」としている。
審査委員は「とりわけ聴解能力が未発達な子どもたちへの影響は大きいだろう。安全な吸音材による残響の解消は新しい発想だ」とコメントしている。
【問合せ】06・6363・1261
【日本住宅新聞7月5日号より一部抜粋】