引き続き「単独世帯」過去最高、「児童のいる世帯」過去最少

厚生労働省は、「2024年国民生活基礎調査」を実施し、その結果を7月4日に発表した。同調査は、保健・医療・福祉・年金・所得等国民生活の基礎的事項を調査し、行政の企画・立案に必要な基礎資料を得ることを目的とするもの。調査日は世帯票が2024年6月6日、所得票が2024年7月11日となっている。
2024年6月6日現在、全国の世帯総数は5482万5千世帯。世帯構造別にみると、「単独世帯」が1899万5千世帯(全世帯の34・6%)で最も多く、世帯数・割合とも過去最高となった。次いで「夫婦のみの世帯」が1354万4千世帯(同24・7%)、「夫婦と未婚の子のみの世帯」が1321万8千世帯(同24・1%)だった。世帯類型別にみると、「高齢者世帯」は1720万7千世帯(全世帯の31・4%)となっている。
児童のいる世帯は907万4千世帯(全世帯の16・6%)で世帯数・割合とも過去最少となった。児童が「1人」いる世帯は4・・・
【日本住宅新聞2025年8月5・15日合併号より一部抜粋】
図表の出典:厚生労働省「2024年国民生活基礎調査」