タカラスタンダードのキッチン 高島屋大阪店で販売・展示開始
タカラスタンダード㈱(大阪市)は、4月16日からリフォーム適齢期世代とされる50~60代との接点に強みを持つ高島屋大阪店6階リビングフロアでキッチンなどの販売を開始した。高島屋大阪店でも今後増加が見込まれるリフォームについて、キッチンや浴室などの水回り設備機器の取り扱いを検討していたという。
約55㎡の展示スペースに展示するのは、ホーローシステムキッチン「レミュー」と、鋳物ホーロー浴槽「プレデンシア」、ホーロー洗面化粧台「エリーナ」となる。これらは水回りに最適な独自素材「高品位ホーロー」を生かした高級価格帯シリーズ。また、ラグジュアリーな自宅の雰囲気をイメージして、商品と共に高級感のあるインテリアを配置するなどの工夫も凝らした。
新築住宅市場は少子高齢化、人口の減少などにより縮小傾向にある一方で、リフォーム市場は約6千万戸の住宅ストックを背景に膨大な潜在需要があり、今後8兆円規模まで成長すると言われている。そこでタカラスタンダードは、今後の注力分野として、リフォーム事業の拡大に取り組んでいる。
【日本住宅新聞2025年4月25日・5月5日合併号より一部抜粋】
画像:髙島屋大阪店に展示されている「レミュー」