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断熱等級6・7設計のポイントを記載

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 省エネ性能に優れた高断熱住宅の設計を次のレベルへと引き上げる新たな指針が登場した。(一社)環境共生まちづくり協会はこのほど、「省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅の設計ガイド」を無料で公開。このガイドは、断熱性能等級6以上の住宅を対象に、快適な居住環境と省エネを両立させるための設計のポイントを具体的に提示するもの。工務店経営者にとって、顧客ニーズに応え、競争力を高めるための必携の資料となる。

 従来の住宅設計では、断熱性を高めるために開口部を極端に減らすと、かえって暖冷房負荷が増加したり、居住者の快適性が損なわれたりするリスクがあった。このガイドは、これらの課題を克服し、断熱性の高さを最大限に活かす設計手法を整理。「季節や方位」、「時間に応じた日射調整適切な暖冷房・換気設備の選定と配置」、「レジリエンス性の向上」3視点から記述している。

 また、同ガイドは住まい手とのコミュニケーションの重要性について言及している点も特長だ。設計内容や住みこなし方を顧客にわかりやすく伝え、信頼関係を築くための具体的なアドバイスが盛り込まれているので、参考にしてほしい。
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【日本住宅新聞2025年5月15日号より一部抜粋】

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