避難ができない場合も考慮した住まいづくりを

近年、災害の激甚化により住まいに多くの被害が発生している。先般の長雨により各地で大きな被害が発生したことは記憶に新しいところだ。当然のことながらこうした災害に対し、住宅業界が無関心であってよいわけはない。平常時は住まいで健康・安全に過ごし、災害の際にはできるだけ被害に遭わないような住まいづくりを心掛ける必要がある。また不幸にして万が一被害に遭ったとしても、住環境を素早く平時のレベルに回復させる「レジリエンス性能」が求められている。
【日本住宅新聞2021年7月25日号から一部抜粋】