木造アパート向け遮音床構造「MUTECT」を提案

大建工業㈱(大阪市北区)は近年増加傾向にある木造アパートに対し、遮音床構造「MUTECT(ミューテクト)」の提案を開始した。
「MUTECT」は、合板や石膏ボードなど建物の構造と、同社が手掛ける既存の防音建材を複合的に組み合わせることにより、優れた床衝撃音遮断性能を発揮する。要望と予算に応じて、SYSTEM-A、SYSTEM-Bの2つのプランから選択が可能だ。
SYSTEM-Aは軽量床衝撃音LL-50、重量床衝撃音LH-50(インパクトボール)で、SYSTEM-Bは軽量床衝撃音LL-45、重量床衝撃音LH-50(同)である。床構造材は同社の直張防音床材「イエリアオトユカ45」、遮音材「遮音マットS09/S18」、防振吊木「防振ゴム天井M」を組み合わせたもので、(一財)建材試験センターにて遮音性能を測定した結果、一般的なマンションに要求されるレベルの床衝撃音遮断性能が得られたという。また、製品だけでなく一般的な木造ア・・・
【日本住宅新聞2025年9月15日合併号より一部抜粋】