緑と暮らす住宅設計が地域住民の記憶に残る

東京ビルダーズネットワーク(TBN)は10月の定例会を東京都内で開催し、東京都三鷹市井の頭の戸建て住宅2棟を視察した。
井の頭エリアはJR吉祥寺駅から南方面に徒歩20分程度の土地で、駅前の喧騒から離れた閑静な住宅街だ。視察した2棟は緑豊かな玉川上水の沿道に建つ物件であり、東京都内ながら自然豊かなロケーションが魅力的だ。
2つの物件を手がけた㈱シンクタウン(東京都杉並区)の冨永一径代表取締役は自身が井の頭で生まれ育った経験を強みとする。コンセプトは「自然とつながる住宅」としている。
一棟目に視察した住宅は在来木造住宅で、アトリエと住宅を兼ねた建築として展開する。令和5年度地域型住宅グリーン化事業に採択された認定長期優良住宅でUA値0.58(断熱等級5)、BEI値0.76(一次エネルギー等級6)、C値0.7、耐震等級3の性能をもつ。
表玄関からリビングを経由し、勝手口に向かうと土間スペースがある。この場所と二・・・
【日本住宅新聞2025年11月15日号より一部抜粋】



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