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停電対策や災害後の在宅避難について 検討する際の基礎資料を提供

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 国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)は、「停電時の生活における不便や代替電源の活用についての調査」を実施し、その結果を3月26日に公表した。調査対象は、自然災害による停電を経験した世帯600件(H30北海道地震220件、H30台風 24号180件、R1房総半島台風200件)。調査期間が、2020年12月16~18日となっている。
 まず、停電発生からの経過時間が「~半日後」において不便を感じたとした生活行動(複数回答)の上位5種類は、「灯りの確保」(49・3%)、「入浴」(39・7%)、「情報収集・連絡」(35・6%)、「洗濯」(33・3%)、「トイレ」(28・1%)であった。同上位5種類は、停電発生からの経過時間が「1日~3日後」においても比較的高い割合を示した。
 次に、役立った電源確保の代替手段では、災害種別や住宅種別、停電発生からの経過時間によらず、保有している回答者が多かった「乾電池」や「モバイルバッテリー」の回答割合が高かった。

【日本住宅新聞4月5日号より一部抜粋】

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