長期優良住宅の新築戸建て 新設住宅着工数に対する割合4年連続増

国土交通省は、令和5年度の長期優良住宅の認定状況について調査し、その結果を6月19日発表した。長期優良住宅の新築戸建ての新設住宅着工数に対する割合が31・3%で、4年連続の増加となった。
長期優良住宅において、令和5年度の「新築」の認定実績は11万6075戸。このうち、「一戸建ての住宅」が11万1262戸、「共同住宅等」が4813戸となった。「増築・改築」の認定実績が176戸(一戸建ての住宅169戸、共同住宅7戸)、「既存」が70戸(一戸建ての住宅69戸、共同住宅1戸)だった。
「新築一戸建ての住宅」の令和5年度認定実績を都道府県別にみると、「愛知県」が1万3204戸と最も多かった。次いで「東京都」が6988戸、「埼玉県」が6729戸、「静岡県」が6464戸、「神奈川県」が6050戸、「大阪府」が5968戸、「千葉県」が5758戸、「兵庫県」が4889戸、「福岡県」が4719戸、「茨城県」が3570戸などとなった。
【日本住宅新聞6月25日号より一部抜粋】