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第Ⅱ期「国土交通省統計改革プラン」 信頼回復と品質向上へ重点施策

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 国土交通省は、10月3日(金)に開催した第1回「国土交通省統計改革推進会議」において、統計改革プランの改定を行い、新たに第Ⅱ期「国土交通省統計改革プラン」を策定・公表した。

 これは、建設受注統計の不適切処理問題を契機として進めてきた統計品質改善の取り組みを継続・発展させるものであり、専門家による提言や過去の検証結果を踏まえて体系的にまとめられたものである。

 第Ⅰ期プランでは、人材育成、業務マニュアルの改善、統計DXの推進などを中心に取り組みが進められてきたが、第Ⅱ期ではこれらを引き継ぎつつ、不適切処理事案の教訓を風化させず、迅速な情報共有が可能な組織風土の形成を重視している。これは、統計業務の信頼性を高めるとともに、現場での問題発見と対応力の向上を図るものである。

 今後は、統計調査の見直しや既存情報の活用、生成AI等の先端技術を用いた付加価値のある統計提供を通じて、社会に信頼され、実際に活用される・・・

【日本住宅新聞2025年10月25日号より一部抜粋】

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