木造住宅における耐久性の最上位資格「住宅外皮マイスター資格試験」申込受付中

屋根換気・壁通気による外皮の耐久性向上の研究などを行う(一社)住まいの屋根換気壁通気研究会は、「第4回住宅外皮マイスター資格試験」を10月16日に実施する。
同研究会は2014年10月に設立し、「住宅外皮マイスター資格制度」を2021年から開始。「住宅外皮マイスター資格制度」とは、木造住宅における外皮の設計、工事、資材製造・供給、検査などに携わる技術者が備えるべき知識と技術力のレベルを明確にし、住宅の品質向上に寄与する有能な人材の育成と確保に貢献しようとするものだ。
同資格は、木造住宅外皮の設計、工事、資材製造・供給、検査、研究に関わる実務経験が通算合計5年以上を満たした人が対象。出題の範囲となる資料は、「住まいの耐久性大百科事典Ⅰ(改訂増補版)」、「住まいの耐久性大百科事典Ⅱ」の2冊となっている。試験内容は、上記資料の持ち込みが可能な「四肢択一式」、上記資料が持ち込み不可の「記述式」で構成している。
同資格試験は、東京・大阪・福岡会場にて実施。申込期限は8月31日までとなっている。そして、試験前にはWEB講習会も行う(配信期間:9月13~30日)。
試験結果の公表は12月20日。なお、同資格の有効期限は4年間とし、講習の受講により4年間の更新が可能となっている。
【URL】第4回住宅外皮マイスター資格試験申込フォーム - 一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会【公式サイト】 (sumaikanki.jp)
【日本住宅新聞6月25日号より一部抜粋】