44年ぶりの壁量基準の改正 耐力壁1.5倍程増加

伊藤忠建材㈱、マグ・イゾベール㈱、旭化成建材㈱は、『断熱等性能等級6+のすすめセミナー』を8月7日に実施した。当日は伊藤忠建材の担当者が「4号特例縮小と高断熱仕様への誘導」について講演。マグ・イゾベール、旭化成建材の2社が「等級6+への準備」として断熱仕様変更ポイントを明示し、現在の仕様から等級6+実現までの将来的な道筋を説明した。
伊藤忠建材の担当者は、高断熱化に向けた支援策などを紹介。2025年4月から始まる新たな建築確認申請フローなどを確認した。さらに、44年ぶりの壁量基準の改正について言及。現行基準と比べて概ね1・5倍程度増えるとし、表計算ツールなどで耐力壁を試算した。
【日本住宅新聞8月25日号より一部抜粋】