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『マッハシステム』米国へ

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 全館空調システムの開発・提供を行う㈱FHアライアンスはこのほど、パナソニック㈱傘下の「パナソニックエコシステムズ ノースアメリカ」に同社の次世代全館空調システム「マッハシステム」を技術供与。米国市場で1月7日より販売を開始した住宅向け全館空調システム「OASYS(オアシス)」に採用されたことを発表した。
 FHアライアンス社が開発し、2012年に特許を取得した「マッハシステム」は、ルームエアコン1台で冷暖房ができ、同時に換気、空気浄化、除湿を行うことができる「大風量・小温度差」の次世代全館空調システム。その高い省エネルギー性能が認められ、我が国では(一財)省エネルギーセンターが主宰する「2022年度省エネ大賞」において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した実績を持つ。
 そんなマッハシステムが今回米国住宅市場向けに採用された背景としては同国でも現在、脱炭素社会実現に向け、従来以上の省エネの必要性が増していることが挙げられる。こうした中、住宅の気密性、断熱性の高度化に付随し、人々の換気に対する意識、ニーズが向上。上記のような状況のもと、これまでの同国市場にはないマッハシステムの高い技術力と省エネルギー性が評価され、全館空調システム「OASYS」に技術供与することになった。
 FHアライアンスは、リリースを通じ、「今後も住まい手に安心・安全で快適な住環境を提供・開発してまいります」としている。
【全館空調システム】「OASYS」」に関する発表および詳細
米国市場で住宅向け全館空調システム「OASYS」事業を開始 | 住宅関連 | 製品・サービス | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan : パナソニック ニュースルーム ジャパン

【日本住宅新聞2025年2月5日号より一部抜粋】

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