山梨県・大分県に合板工場が誕生
国産針葉樹合板は、最大手メーカーが製品の値上げ発表を行った。理由には丸太価格の上昇と運賃価格の上昇を上げている。問屋ルートでは値上げに対して問い合わせが増えているものの、急いで製品の手当てをしようという動きは見られない。「この先の状況を見定めて…」というような、慎重なムードが漂っている。プレカット工場は大手プレカット工場は順調な稼動を続けているが、中小工場や地域によってはさほど忙しくない工場も見受けられる。
このほど山梨県と大分県に、相次いで針葉樹合板の生産工場が誕生した。最新鋭の生産設備を備えた工場で、生産規模は共に月間30万枚程度を見込んでいる。
【日本住宅新聞2019年5月25日号から一部抜粋】