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木材価格市況 プレカット工場、稼働状況好調

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「4月のプレカット工場は加工量が回復してきた。住宅物件が増えていて、特に金物工法に対応できる工場が忙しい」(プレカット担当者)。5月7日東京・新木場の木材会館で開かれた東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員会で、プレカット担当者は好調な稼動を続ける工場の状況について報告した。4月末に発表された3月の新設住宅着工戸数は、前年同月比10%増の7万6558戸となっている。

国産材はスギを中心に丸太伐採量が増えており、価格はやや弱まっている。今後製品価格も弱含む可能性が出ている。外材はロシアアカマツ製品の入荷が低調で、国内価格の上昇が止まらない。評定価格は立方1000円の上げとされた。合板はラワン合板の荷動き停滞と在庫増で、2.3ミリ薄物、4ミリ/5.5ミリ中厚物の価格が弱い。評定価格は1枚10~20円の下げとされた。

【日本住宅新聞2019年5月25日号から一部抜粋】

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