【SDGs特集】SDGs時代の工務店戦略 なぜ「森林認証」が重要なのか

森林で長い時間をかけて育てられた樹木を原料としている木材。その生産現場の背景にある仕組みとしてSDGsに取り組む工務店が理解すべきことは「森林認証」である。森林認証とは、独立した第三者機関が森林の管理状況や木材の流通過程を審査し、持続可能性を保証する制度であり、森林そのものを認証するFM認証と、木材の加工・流通を認証するCoC認証の2つで構成されている。この2つが連鎖することで、初めて製品に認証ラベルを付すことができ、木材のトレーサビリティが確保される。
世界ではFSCやPEFC、日本ではSGECといった制度が普及し、環境保全だけでなく、労働者の安全や地域社会への配慮といった社会的側面、経済的な持続可能性まで含めて審査される。よって、認証材を選ぶことは違法伐採や破壊的な林業を回避し、持続可能な森林経営を支える行為であり、住まいづくりを通じて世界の森林保全に参加することを意味する。
自治体レベルでも、森林認証の普及を後押し・・・
【日本住宅新聞2026年5月15日号から一部抜粋】













