寒さが睡眠の質に影響 それでもエアコン使えぬ事情とは

不十分な睡眠時間や質の悪い睡眠は、生活習慣病の罹患リスクを高める。このことから住まい手の健康に資する住宅造りを工務店が考える際には、快適な睡眠環境づくりが重要といえる。生労働省が示す健康づくりのための睡眠指針によると、必要とされる睡眠時間は「個人差はあるものの、6時間以上8時間未満」としている。なお、「必要な睡眠時間以上に長く睡眠をとったからといって、健康になるわけではない」と補足しており、睡眠の質や適切な生活リズムの構築などが重要である点が読み取れる。
【日本住宅新聞2022年1月15日号から一部抜粋】