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【省エネ断熱特集】断熱材だけでは性能は出ない 工務店が握る省エネ住宅の要

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 高断熱化が標準になりつつある今、現場力はそのまま差別化の武器になる。省エネ住宅の本質は消費エネルギーの量を極力削減していくことにあり、それはそのまま「室内に入った熱が逃げにくい」ことに直結する。つまり、設計図面の数値を現場の施工品質へと確実に結びつけることが受注と顧客満足の分かれ目となるのだ。

 例えば、断熱等性能等級67レベルの住宅では断熱材の熱抵抗だけで性能が決まるわけではなく、気密施工や継手処理、開口部まわりの納まり、配管やダクトの貫通部処理といった細部の施工精度がU値や居住性に直結する。現場での充填ムラや隙間は数値上の性能を大きく毀損する。施工手順の標準化と検査の徹底が不可欠だ。

 また、好調さが衰えない既存住宅の改修需要を取り込むには、「短期間で確実に性能を引き出せる施工管理」が勝負を決める。

 グラスウールは現場での切断・充填が容易で、費用対効果を出しやすい素材だが、素材特性を性能に結・・・

【日本住宅新聞2026年3月15日号から一部抜粋】

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